お名前シールってなに?
お名前シールとは、子供が保育園・幼稚園・小学校に持っていく荷物ひとつひとつに、名前を付けて誰の物かわかるように貼るシールのことです。
このお名前シールには、大きく分けて3つの種類があります。
- シールに手書きで名前を書いて貼るタイプ
- 既に名前が印刷されていてそのまま貼るだけのタイプ
- アイロンを使って貼り付けるタイプ
最近のお名前シールはただ名前が書いてあるだけでなく、可愛いイラストやオシャレなデザインの物がたくさんあるので、どれにしようか迷ってしまうママも多いですよね。
選ぶ時のポイントは、キャラ物は旬の時期があるため、洋服などあまり長年使わない物に使うこと。そして、登園バッグやお昼寝布団につけるお名前シールは、在園中ずっと使うので大きくなっても子供が恥ずかしくないものを選びたいところです。
キャラ物の旬というのは世間的な旬という意味もありますが、子供にとっての旬という意味もあります。
例えば小さい子供に不動な人気を誇るアンパンマンは、3・4歳で卒業していく子が多いため、年頃になると子供が新しいのに変えてと言ってくる可能性がありますね。
保育園の準備でなぜ必要なの?
保育園の入園準備の一つに、名前付けという持ち物ひとつひとつに子供の名前を書く作業があります。
面倒でやりたくないと思うママも多いと思いますが、集団生活を行う上でこれは誰の物かすぐわかるようにするために、名前付けは必要なことです。
例えば『これはうちの子の服だ』と親が分かっても、先生にはわかりませんし、子供が小さいうちは「コレ自分の物!」と言うこともできません。
名前付けは入園準備の中でも一番と言っていいほど時間がかかるものですが、少しでも大変な名前付けを楽でキレイにできるように登場したのがお名前シールです。
保育園に持っていく荷物は数十個を余裕で越えるため、お名前シールを使っても大変なことには変わりありませんが、間違いなく手書きより半分以上時短になります。
シール貼りができる年齢なら、子供と一緒に遊びながら持ち物にお名前シールを貼ることもできますね。
お名前シール以外の選択肢は?
- スタンプ
- 刺繍とネームペン
保育園準備の名前つけには、上記のようなお名前シール以外の方法があります。
それぞれ良い点・悪い点がありますので、名前つけに何を使おうか迷っているママ向けにメリット・デメリットを紹介します。
スタンプ
お名前スタンプは衣類・筆記用具・コップなどの食器、何にでも使えるタイプが主流です。
<メリット>
- コスパが良い
- 手書きより時短
- おむつの名前書きに最適
お名前スタンプは一度買えばインクを補充してずっと使えるので、新しく持ち物が増えても追加で何か買う必要がないのが最大の特徴ですね。
お名前スタンプが一番活躍するのは、ほとんどの保育園で必須のおむつへの名前書きの時です。
マジックで書くママもいますが、毎日3~5枚は使う物なので全て手書きするのは大変ですよね。
0歳・1歳で保育園に入園するママは、必須アイテムと言ってもいいでしょう。
<デメリット>
- 可愛らしさはない
- 時間が経つと消えやすい
- お下がりで洋服をあげるのに不向き
お名前スタンプは使い捨てのおむつには最適ですが、何度も洗濯する衣類は少し不向きです。
毎日洗濯していると2~3ヶ月ほどで名前がかすれてきてしまうため、押し直しが必須になります。
また、剥せるお名前シールと違って後から名前を消すことができないため、お下がりで洋服をあげる場合や、メルカリなどのフリマで売るには不向きです。
ですので、お名前スタンプはおむつ用として使い、小物類や衣類用には別でお名前シールを用意するとよいでしょう。
刺繍
衣類のみですが、刺繍で名前を付ける方法もあります。
<メリット>
- 取れない
- 手作り感の温かみがある
刺繍の場合、直接布に糸を縫い付けるので名前が取れる心配がありません。
他の方法だと名前が消えたり落ちたりしてしまうので、その点は一番優れているでしょう。
<デメリット>
- 手間がかかる
- お下がりであげづらい
ミシンを使って自動で刺繍をしてくれるものもありますが、それでも洋服1枚ごとにセットするのは間違いなく時間がかかります。
これを手縫いでやるとすると、余計時間がかかりますね。
そのため手芸が趣味のママ以外には、刺繍で名前をつけるのはおすすめしません。
もちろん手作り感の温かみがあって素敵なんですけどね。
ネームペン
少し手間はかかりますが、名前つけの中で一番安く済むのがネームペンです。
<メリット>
- 安い
- すぐに手に入る
ネームペンは100均でも売っています。
細かい文房具類に書くのは至難の業ですが、価格は他の方法と比べてダントツで安いですね。
<デメリット>
- 文が汚い人には不向き
- 量が多い時は時間がかかる
- 文字が滲んだり消えたりする
ネームペンは安くて手軽ですが、ひとつひとつに名前を書く時は時間がかかり、手も疲れてしまうのが残念な点です。
また、自分の書く文字に自信のないママはやめた方が無難ですね。
ただ、新しく買った洋服1枚だけに名前を書きたいという時は、サッと書けるのでとても重宝します。
1本買っておいて役に立つアイテムですよ。
お名前シールはどんなものに貼るの?
名前つけは子供が保育園に持っていく持ち物全てに必要で、大きく分けて下記4種類です。
- 靴
- 衣類
- 文房具
- 食器類
この中で靴・衣類・食器類の3つは、防水タイプのお名前シールが必要になります。
耐水性のあるシールを文房具に貼っても問題ないですが、若干割高になるため、水に濡れるものとそうでないものは分けてお名前シールを用意した方が総合的にコスパが良いです。
耐久性と耐水が重要
お名前シールを選ぶポイントは、耐久性と耐水性です。
貼ってもすぐ剥がれてしまうものは、例え100均の物でも結局高くついてしまうんですよね。
正直なところ、耐久性は使ってみないとわからないというのが本音ですが、購入前にそのお名前シールの耐久性を知る方法が一つだけあります。
それは『リピートしてます』という口コミを探すことです。
基本的に口コミは買った時に投稿することが多いため、『可愛い』『使うのが楽しみ』といった内容ばかりになる傾向があります。
そのため、口コミの耐久性に関する信用度はあまりないのですが、リピートしている人がいれば間違いなくそのお名前シールは剥がれずに満足が高い物なので、安心して買うことが出来ますね。
次に耐水性についてです。
耐水性には2種類あり、ただ水に濡れても大丈夫なお名前シールと、洗濯も大丈夫なお名前シールがあります。
どちらも同じように感じるかもしれませんが、衣類を洗濯するとシールを貼った部分の布が伸びてしまうため、ただの防水シールだとその伸びに耐えられずにすぐ剥がれてしまうんです。
お名前シールを選ぶ時は、口コミのチェックと貼り付ける用途に合わせて購入するようにしましょう。
洗濯可能を確かめよう
先程軽く説明した通り、防水のお名前シールでも洗濯ができるタイプとできないタイプがあります。
洗濯に強いお名前シールの特徴は、衣類の伸び縮みに耐えられるように伸縮性の高い素材を使っていることが多いことです。
また、洗濯はOKでも乾燥機はNGというお名前シールも稀にありますので、乾燥機を使う家庭の場合はそこもチェックしてから購入するようにしてくださいね。
さらに、衣類用のお名前シールはタグ専用のものが多いため、タグのない衣類は布に直接アイロンで貼り付けるシールを用意するか、手書きで対応するかになります。
ナマエノアトリエのお名前シールで他との差を付けよう
ナマエノアトリエのお名前シールは、小物・食器類・衣類用とそれぞれ用途に分けたお名前シールが揃っています。
また、どれもハンドメイドで作っているため、他のお名前シールにはない手作り感の温かみも素敵です。
ナマエノアトリエのお名前シールはリピーターの方が多く、購入者からすぐに剥がれてしまったという声も聞きません。
1冊の絵本のような仕上がりで、入園祝いの贈り物としても最適ですよ。