『保育園の見学ってどんな服装でいけばいいのかしら…』そのように悩むママは多いです。
先に一つだけお伝えしておくと、保育園見学は入園式などと違い、そんなに気をつかった服装である必要はありません。
ですが、どこまでカジュアルでいいのか悩みますよね。
認可保育園と認可外保育園でベストな服装が多少違いますので、そこも含めて詳しく解説していきます。
保育園の準備はまず保育園の見学から!
子供を保育園に預けようと思ったら、まず保育園見学からスタートです。
まれに保育園の見学なんてしなくてOKという方がいますが、入園してから子供に何かあったら後悔しか残りません。しっかりと保育園を自分の目で見て、納得した園にお子さんを預けるようにしましょう。
保育園見学で見るべきポイントは、本記事の後半で紹介しています。
保育園の見学は、いつ頃から行くべき?
保育園の見学をいつから始めるべきかは、住んでる地域の保育園の混雑具合によって違ってきます。
その他、0歳から子供を保育園に預けたい場合は、お子さんの生まれ月などによってもいつから見学すべきか違ってくるため、それぞれケース別に紹介していきましょう。
≪待機児童のいる地域の場合≫
待機児童のいる地域の場合、年度途中の入園はとても難しく、ほとんどの子が年度始まりの4月入園になります。
4月入園の申し込み締切は地域によって多少時期が異なりますが、ほとんどのところが前年度の10月~11月頃です。そのため、遅くとも9月頃には保育園の見学をしていきましょう。
中には、9月だと既に見学の予約がいっぱいで断られてしまうところもあります。
≪待機児童のいない地域の場合≫
保育園に入れないなどの特別な理由がない限り、育休を取れるのは1年までのため、それまでに保育園を決めなければいけません。
保育園の入園、申込締切を逆算していくと、遅くてもお子さんが9ヶ月になる頃には、見学をしないと間に合わなくなる危険性があります。
≪0歳から保育園に預けたい場合≫
待機児童の多い地域の場合は、0歳で申し込んだ方が倍率が低いため、0歳入園を狙っているママも多いことでしょう。しかし、月齢によっては0歳児を連れて保育園の見学は大変ですし、申込締切までにお子さんが生まれていないなんてこともありえます。
そのため、早めの保育園入園を考えているママは、妊娠中から保育園見学を始めましょう。子供が生まれる前から保育園見学をしていいの!?と思う人もいるかもしれませんが、全く問題ありません。
むしろ見学中に子供が大人しくしていられるか心配する必要がなく、ゆっくり保育園を見て回れますので妊娠中の見学はおすすめです。
保育園を見学するには、まずは予約
保育園の見学は、事前予約が必須です。
こちらから希望日を伝えて見学に行けるところもありますが、保育園によっては開催日が決まってるところも多くあります。まずは、直接保育園に電話か公式HPから問い合わせをしてみましょう。
なお、これから新しく出来る保育園などは、役所などのホールで説明会を開催したり、web説明会をしていたりします。新園の情報は役所や役場でしかわからないことがほとんどなので、一度保育園を取りまとめている部署に問い合わせをしてみましょう。
親だけでも良いし、子供と一緒でもOK
保育園の見学は、気軽に子供と一緒に行ってOKです。実際のところ、大半のママが子連れで保育園見学に行っています。
また、子供がぐずったり、泣いたりを心配するママも多いかと思いますが、先生達は慣れているのでそんなに気にしなくても大丈夫です。
念のため子連れで保育園の見学に行く時は、子供が好きなおもちゃを持参したり、抱っこ紐を持っていったりしておきましょう。
保育園の見学にふさわしい服装をしよう
保育園の見学に行く時の服装は、基本何でもOKです。
今時、入園式にジーパンなどのカジュアルな恰好で参加する親御さんも多いですからね。気合を入れすぎた服装は、逆に浮いてしまいます。
ただし、認可外の保育園見学はカジュアル過ぎず、少し整った綺麗めな服装を心がけた方が無難です。イメージとしては、オフィスカジュアルですね。
なぜ認可外だけ別なのか理由を説明しますと、認可保育園は自治体の選考基準で入園が決まりますが、認可外保育園は保育園が入園する子を選ぶからです。
そのため認可外保育園の場合、見学の段階で好印象を与えられると、選考のプラスに働く可能性があります。なので、見学の段階で印象を悪くするような服装は、絶対に避けるべきです。
NGの服装はある?
基本的に保育園の見学に行く時の服装は、あまり気を使う必要はありません。
ただし、常識を疑うような露出の多い服装は避けましょう。
Tシャツにジーンズのラフな格好でも問題ありませんが、先ほどもお伝えした通り、認可外保育園の見学は念のためカジュアル過ぎな恰好は避けましょう。
服装以外にも!?当日は時間に余裕をもって行く
特に子連れで保育園の見学に行く時は、アクシデントが付き物です。到着早々、オムツ替えや授乳をしているママもいたりします。
そのため時間に余裕をもって、5分~10分くらい前に着くように準備して行きましょう。
ただし、あまり到着が早すぎると案内してくれる先生の準備が出来ておらず、迷惑になる可能性もあるためご注意を。
見学時に見るべき点と、確認しておきたいこと
保育園の見学は、下記チェックリストを参考に先生に質問したり、施設の見学をするようにしましょう。
- 子供と先生たちは笑顔か
- オムツの持ち帰りの有無
- 布オムツか紙オムツか
- お昼寝布団は必要か
- 園庭の有無
- 保護者会はあるか
- 保護者参加の行事がどのくらいあるか
- 車or自転車登園はOKか
- 送迎時の保育園での準備の流れ(玄関で受け渡しのみの園もある)
- 延長保育の時間
- 延長保育時、夕飯の提供が可能かどうか
- 土曜保育は可能か
- 英語・リトミック・体操などがあるか
- 災害時の対応
- 発熱時の呼び出し基準
- アレルギーの対応の有無
- 先生たちの入れ替わりの頻度
質問に関しては、聞きそびれてしまっても後から電話で聞くことができますが、子供と先生達の様子だけは直接見学に行った時しか見ることができません。
保育園によっては、疲れ切った顔の先生がいたり、隅っこで子供が泣いていたりなんて園もあります。見学時はなんとなく園の雰囲気を見るだけでなく、しっかりと一人ひとりに目を向けて見てみましょう。
また、災害時の対応については、直近の震災や豪雨などの時にどのような対応をしたのか聞いてみると、とても参考になります。
最後に一番重要なのが保育時間です。
保育園によって延長保育の時間が少し違いますので、仕事で朝が早かったり、帰りが遅かったりする家庭は、ここも必ず確認するようにしましょう。どんなに良い保育園でも、保育時間と親の勤務時間が一致してなければ預けようがありません。
時間をかけて最適な保育園をみつけよう
保育園は0歳で入園すると、6年もの長い期間を子供が過ごす場所になります。
待機児童問題が騒がれている現代では、悠長に好きな保育園を選んでられないという家庭も多いでしょう。ですが、少しでも不安のある園に預けて、何かあって後から後悔しては遅いです。
ぜひじっくり保育園を見学して、納得のいく園にお子さんを預けてくださいね。