入園準備の名前付けに大活躍な【 お名前シール 】。
しかし、洋服に付けるお名前シールが洗濯で落ちてしまわないか、心配なママは多いですよね。
先に洗濯でお名前シールが落ちるかどうかの結論をお話しすると、洗濯ですぐに落ちてしまうお名前シールと、全く落ちないお名前シールの両方があるとお伝えさせていただきます。
そこで今回は、洗濯に強いお名前シールの選び方と、洗濯をする時に使えるお名前シールを落ちにくくするコツを紹介します。
お名前シールを探しているママだけでなく、今お名前シールを使っているママも参考にしてみてくださいね。
お名前シールは洗濯すると落ちる!?
残念ながら防水タイプのお名前シールでも、洗濯してすぐに落ちてしまう物もあります。
もちろん、全てのお名前シールが洗濯で落ちてしまうわけではありませんが、せっかく付けたお名前シールが、洗濯で落ちてしまったらとても勿体ないですよね。
ここでは、失敗しない衣類用お名前シールの選び方と、洗濯する時のちょっとしたコツを紹介します。
洗濯に強いか弱いかで変わる
防水タイプで洗濯可能なお名前シールであっても、それが洗濯に強いかどうかは物によって異なります。
洗濯に強いお名前シールかどうかは、下記ポイントを確認してみましょう。
- 衣類に貼ることを主としているお名前シール
- 小物に貼ることを主としていて、衣類にも貼れるお名前シール
洗濯に強いお名前シールは、圧倒的に前者の衣類専用の方です。
簡単に理由を解説しますね。
洗濯でお名前シールが落ちてしまう主な原因は、伸び縮みする衣類に対して伸縮性のないシールが耐えきれないためです。
小物に貼ることをメインに作られていお名前シールは、伸縮性のない防水加工されただけのシールが多いため、落ちやすい傾向にあります。
それに対し衣類用のお名前シールは、伸び縮みする衣類の洗濯にも耐えれるように、伸縮する素材を使っていることが多いので落ちにくいです。
伸縮性のある衣類用のシールの方が優れているのは間違いありませんが、伸縮しないただの防水タイプのお名前シールと比べて、1枚あたりの値段が高いのが残念なところ。
しかし、お名前シールは購入時の値段ではなく、在園中にかかるトータルの金額は考えた方がいいでしょう。
数回の洗濯で落ちてしまうお名前シールと、余裕でワンシーズンの洗濯に耐えれるお名前シールならば、トータルで考えると衣類用の伸縮性に優れたお名前シールの方が安く済みますからね。
買う前に洗濯可能かどうかを確認
防水タイプのお名前シールなら、洗濯しても大丈夫というわけではありません。
例え防水効果のあるお名前シールでも、洗濯がダメな物もあります。
お名前シールを購入する時は、必ず洗濯可能かどうかも確認しましょう。
また、洗濯は大丈夫でも乾燥はダメというお名前シールもあるため、乾燥機を使う家庭は乾燥もOKかどうか確認してくださいね。
ネットに入れて洗濯しよう
洗濯中は衣類同士が絡まり、絡まった部分の布が伸びてしまいます。
いくら伸縮性のあるお名前シールでも、服同士が絡まって伸びてしまうのには耐えきれません。
対策方法は、洋服を洗濯ネットに入れて洗うだけです。
洗濯ネットに入れれば服同士が絡むことはありませんし、服自体も傷みにくくなるので一石二鳥ですね。
洗濯で落ちにくいと評判のお名前シールでも、洗濯機の中で服同士が絡まって伸びてしまうと、すぐにお名前シールが落ちてしまいます。
必ずお名前シールを貼った子供服は、洗濯ネットに入れて洗ってくださいね。
洗濯可能なお名前シールは何用が多い?
洗濯OKなお名前シールの中にも、普通のシールのようにそのまま貼れるタイプと、アイロンを使って貼りつけるタイプの2種類があります。
それぞれメリット・デメリットがありますが、ここではこの2種類のお名前シールの違いと使い分けについて解説していきます。
どちらを選べばよいか迷うママが多いので、参考にしてみてくださいね。
お名前シールを貼るアイテムはこんなもの
まず始めに、入園準備でお名前シールを貼るアイテムを紹介します。
基本的に園に持っていく物全てに名前付けが必要です。
しかし、園によって持ち物は異なりますので、あくまでも参考程度にしてくださいね。
- 洋服
- 肌着
- 靴下
- 帽子
- 外履き
- スタイ
- タオル
- 食器類
- 歯ブラシ
- 登園バッグ
- お昼寝布団
- 食事用エプロン
≪年少さん以上≫
- パンツ
- 上履き
- 文房具類
子供が小さいうちは体の成長がとても早いため、服はワンシーズンでサイズアウトしてしまいます。
そのため、洋服用のお名前シールは新しい服にもすぐ貼れるように、最初から少し多めに購入しておいた方がよいでしょう。
また、ほとんどの園で3歳以上になると使うクレヨンは、1本1本に名前を付ける必要があるため、小さめのお名前シールも大量に必要になります。
稀に園によっては『洋服の記名はこの場所にお願いします』と指定されることがありますので、その際は指定された場所に貼れるサイズのシールを選ぶようにしてくださいね。
入園説明会の前に、お名前シールなどの入園グッズを購入するのは避けた方が無難です。
ノンアイロン
普通のシールのようにそのまま貼れるノンアイロンタイプは、とにかく楽にシールを貼ることができます。
お子さんが年少位の年齢ならば、一緒に遊びながら名前つけをできるのも嬉しいポイントですよね。
しかも、貼ったお名前シールは手で剥すこともできるので、洋服をお下がりであげる時にも簡単に取れて便利です。
しかし、簡単に剥すことができるお名前シールは、子供が角を爪で引っかいてしまうとそこから取れてしまいます。
また、洗濯の耐久性もアイロンを使うお名前シールと比べて劣るため、洗濯で取れやすいのもデメリットです。
さらに、ノンアイロンタイプは布の伸び縮みが少ないタグ部分に付けるように作られていることが多いため、タグのない靴下や毛羽立ちのあるタオル類に貼れないことがあります。
ノンアイロンタイプを貼れない靴下やタオルは、手書きで名前書くか、アイロンタイプのお名前シールを用意するなど検討してみてくださいね。
ノンアイロンタイプは便利な分、アイロンタイプと比べて劣っている感は否めませんね。
アイロン用
アイロンを使って付けるお名前シールは、シールについたのりを熱で溶かし、成分を布に染み込ませて固めるので、とても強力にくっつきます。
そのため、表面だけで張り付けているノンアイロンとは耐久性が比べ物になりません。
入園準備で名前つけが必要な衣類は、指定の制服でない限り20~30枚を余裕で越えるため、ひとつひとつアイロンを使って付けるのはとても大変なことです。
ですので、通年で着る肌着やお名前シールが取れやすい靴下やタオルなどはアイロンタイプ、それ以外はノンアイロンタイプのように使い分けをするとママの負担も減りますねよね。
また、アイロン用は一度あると取るのが大変なため、あまりお下がりであげることのない肌着や靴下には最適です。
ナマエノアトリエなら洗濯も出来てオシャレ
お名前シールを全てハンドメイドで作っているナマエノアトリエでは、洗濯OKのお名前シールを3種類用意しています。
- 耐水用
- 洋服タグ用
- アイロン用
衣類に貼った場合の耐久性は【 耐水用<洋服タグ用<アイロン用 】の順です。
全ての衣類にアイロン用を付けるのが理想ですが、すごく手間がかかって大変ですよね。
あまり時間をかけずに、でも落ちにくいお名前シールを選ぶなら、洋服タグ用とアイロン用の二つを使うのが最強です。
二種類のお名前シールを買うのは予算的に難しいという方は、耐久性は劣りますが耐水用なら一つで全てすみます。
それぞれ予算や用途に合わせてお名前シールを選んでみてくださいね。