入園準備で必要になるお昼寝布団。
お昼寝布団は衣類などのアイテムと違い、入園から卒園まで長く使うものです。
そして、お昼寝布団は毎週末になると持ち帰りが必要な保育園がほとんど。
本記事では、そんなお昼寝布団のお名前シールの選び方から、名前付けをする時のポイントまで紹介していきます。
特に布団カバーや持ち運び用のバッグは洗う機会が多く、長く使うものなので、せっかく貼ったお名前シールがめくれてしまうことも多々。
これから入園準備を迎えるママは、ぜひお昼寝布団を選ぶ前に本記事を読んでみてくださいね。
保育園のお昼寝布団準備の疑問!普通のお布団との違いは?
お昼寝布団は、保育園入園までほとんど必要のないことが多いので「どんなものかよくわからない」ママさんたちも多いかと思います。
子供用の小さいお布団として、ベビー布団がありますがお昼寝布団とは少し異なります。
保育園で使うお昼寝布団との1番の違いは、敷き布団の厚さです。
一般的なベビー布団は5センチほどの厚みがありますが、お昼寝布団の厚みはだいたい2センチから3センチのものが多いです。
「お家にあるベビー布団で代用できないかな?と考えられている方もいるかもしれませんが、ベビー布団は分厚さからかなり持ち運びには不向きでしょう。
一方お昼寝布団は、薄い分たたみやすく持ち運びしやすいのがメリットです。
とくに毎週末お布団のお持ち帰りがある園では、お昼寝布団を準備した方がよいかもしれません。
年齢によっても異なりますが、週のはじめと週の終わりは他のものの持ち帰りもあるためかなり大荷物になります。
兄弟がいるご家庭や保育園が混み合う時間帯に送り迎えする場合も負担を考えて軽くて持ち運びしやすいお昼寝布団を選ぶことをおすすめします。
しかし、園によってはベビー布団でもOKな場合もあるので、どうしてもベビー布団で代用したい場合は確認してくださいね。
保育園・幼稚園の入園準備|お昼寝布団の選び方
お昼寝布団用のお名前シールの選び方&名前付け方法の解説の前に、まずはお昼寝布団の選び方から紹介していきます。
お昼寝布団を選ぶ時のポイントは全部で3つ。
- 洗えるもの
- 寝心地よりも運びやすさ
- 布団カバーと防水シーツは洗い替え用があると便利
それぞれポイントを解説していきましょう。
お昼寝布団は洗えるものがおすすめ
お昼寝布団を選ぶ時の最重要ポイントは、全て洗えることです。
寝てる間の汗・よだれ・おねしょなどの汚れはもちろんですが、お昼寝布団は日中遊んでいる教室にそのまま敷くところがほとんど。
ということは、その場所は午前中外でたくさん遊び、汚れた足でみんなが歩いている場所なのです。
さらに布団は湿気が溜まりやすいため、菌が繁殖しやすく衛生的な状況とは言えません。
このように保育園で使うお昼寝布団はあまりキレイな状態ではありませんので、丸ごと洗える布団を選ぶのがおすすめです。
お昼寝布団は寝心地よりも運びやすさを重視
ベビー布団を選ぶ時は赤ちゃんの寝心地や、窒息の心配がないよう固い素材を選んだママが多いことでしょう。
ですが、お昼寝布団は毎日使うとはいえ1日1~3時間のお昼寝用です。
そのため寝心地よりも毎週末持ち帰る時のことを考えて、軽さ・大きさ・持ちやすさの3つを重視して選びましょう。
たとえ車登園のママでも、今後子供が増えて2人まとめて送迎することになれば、子供2人+お昼寝布団2セットを持つことになります。
そうなると重くてかさばるお昼寝布団はとにかく大変です。
さらに子供が大きくなるにつれ、保育園でお昼寝布団を敷く準備や片付けも自分でやるように変化します。
子供自身が簡単に自分で持ち運びできるよう、お昼寝布団は寝心地などの機能性よりも運びやすさを重視して選んであげましょう。
また購入する時は敷布団だけでなく、肩などにかけれる持ち運び用バッグが付いているセットを買うのがおすすめです。
布団カバーと防水シーツは洗い替え用も買っておく
基本的にお昼寝布団の持ち帰りは毎週末ですが、週半ばでもお昼寝中にお漏らしなどで汚れてしまうと、布団カバーや防水シーツを持って帰ってくることがあります。
洗濯乾燥機がある家庭なら夜に洗濯しても翌朝に乾きますが、乾燥機がない家庭は布団カバーと防水シーツの洗い替え用を買っておくと急な持ち帰りにも焦りません。
週の途中で持ち帰ってくることは年に数回程度しかありませんが、洗い替えがあるとママにとってちょっとした心の余裕になるのでおすすめです。
お昼寝布団を選ぶ前に確認すること
ここまでお昼寝布団を選ぶポイントを紹介してきましたが、お昼寝布団を購入する前に必ず確認して欲しいことが4点あります。
- お昼寝布団が本当に必要か
- 園からのサイズ指定はないか
- 布団カバーの指定はないか(ファスナー・ホック式など)
- 防水シーツ・キルトパットの用意は必要か
最近はお昼寝コットを保育園で用意していたり、業者から布団をレンタルしてクリーニングまで全て任せたりする保育園が増え、お昼寝布団の準備が必要な園が減ってきているのが現状です。
また、お昼寝布団が必要な園でもサイズの指定があったり、敷布団は園で用意するのでシーツだけ用意するように、という園もあったりします。
そのためお昼寝布団を購入するのは必ず入園説明会などで、お昼寝布団が本当に必要かどうか・サイズの指定があるかどうかなどキチンと確認してから買うようにしましょう。
購入はネットだと楽天、店舗だと西松屋・しまむら・バースデーなどがお手頃な価格で買えます。
【保育園】お昼寝布団セットの名前つけは?どこがベスト?
在園中長く使うお昼寝布団は、普段着る洋服などと違ってしっかりと名前付けをしないと途中で取れてしまいます。
そこで、せっかく付けた名前が在園中に取れてしまうことがないよう、お昼寝布団の名前付けをする時のポイントを2つ紹介します。
・お昼寝布団の名前付けはお名前シールを使おう!
・お名前シールを貼る場所は布団の下部
詳しくはこちらの記事でガッツリ解説しています!
保育園の布団には【お名前シール】分かりやすい付け方を徹底解説!
お昼寝布団の名前付けはお名前シールがおすすめ
ほとんどのお昼寝布団は布団全体にキャラなどの絵が描かれているため、手書きで名前を書いてもわかりづらいです。
そこで活躍するのがお名前シール。
ですが、お昼寝布団は他の持ち物と違い物が大きいため、小物用と同じお名前シールを貼っても目立たずパッと見て誰の物かわかりません。
なのでお昼寝布団につけるお名前シールは、布団用に作られた大きめで背景が無地のシールを使うと誰の物か一目でわかります。
お昼寝布団用のお名前シールはナマエノアトリエでも販売していますので、ぜひ販売サイトをチェックしてみてくださいね。
お名前シールを貼る場所は布団の下部
お昼寝布団にお名前シールを貼る時のポイントは、布団の下の方に貼ることです。
子供は寝てる時にたくさん寝返りをしますので、体と布団がこすれる部分だとすぐに角から取れてきてしまいます。
特にすれやすいのは顔の部分なので、お名前シールを貼るときは布団の下の方に貼っておきましょう。
お昼寝布団の持ち運びバッグにお名前シールを貼る時は、持ち手部分や布団を出し入れする時に布同士が擦れやすい部分は避けて貼るようにすると剥がれにくいです。
お昼寝布団セットのお手入れ方法
毎週末持ち帰るお昼寝布団。
いくら丸ごと洗える布団とはいえ、持ち帰るたびに洗濯していては大変ですよね。
そこで、ここではお昼寝布団のお手入れ方法について紹介していきます。
週末に持ち帰って天日干し
お昼寝布団を持って帰ってきたら、布団カバー・防水シーツなど簡単に洗濯できるものは洗いましょう。
洗うのが大変な敷布団や掛布団は、目立つ汚れがなければ天日干しのみの週があっても大丈夫です。
ただ、天気が悪かったり花粉症持ちの人は外に干せなかったりしますよね。
そんな時、布団乾燥機があると季節・天候・時間を気にせず布団をキレイに保てるので重宝します。
洗濯は連休がおすすめ
天気が悪かったり、忙しかったりするとなかなか敷布団や掛布団を洗えなかったりしますよね。
せめて連休の時は洗うのが大変な敷布団や掛布団も洗うようにしましょう。
洗い方は布団の中身が偏らないよう丸めて、大きな洗濯ネットに入れてから洗濯機へ。
脱水後は中綿をほぐしながら干すと布団がゴワゴワしにくく長持ちします。
急ぎの時はコインランドリーで洗おう
保育園でお漏らしをしてしまい、週の途中で布団を持ち帰ってくることも稀にあります。
そんな時は自宅で洗濯しても翌日までに乾かない可能性がありますので、コインランドリーで洗いましょう。
コインランドリーの乾燥機はダニの駆除にも効果的なので、緊急用以外での利用もおすすめです。
お子さんが毎日使うものだから工夫を!
保育園で使うお昼寝布団は在園中、長く使う物。
お名前シールの貼る位置や洗濯などのちょっとした一工夫で、子供が毎日気持ちよく寝れるようにしてあげたいですよね。