幼稚園・保育園が決まったら始める入園準備。
幼稚園だと早ければ秋頃に園が決まるところもありますが、保育園だと入園2週間前などの直前に決まるなんてこともざらにあります。
短期間での入園準備の中で特に大変なのは、時間のかかる名前書きです。
名前書きは幼稚園や保育園に持っていくアイテム全てにやらなければいけないため、思ったより量が多い…と心が折れるママが続出しています。
前日になって慌ててやると本当に痛い目を見るので、計画的に少しずつ進めていきたいですね。
そこで本記事では入園準備の名前書きが必要なアイテムの一覧と、名前付けに役立つグッズや注意点を紹介していきます。
名前書きが必要な入園準備グッズの一式
入園準備の名前書きは園に持っていく持ち物全てに行う必要がありますが、中には「えっ?これにも!?一つずつ書かなきゃいけないの!?」とビックリするようなものもあります。
そこで入園準備の名前書きで書き忘れるアイテムがないよう、幼稚園と保育園でそれぞれ名前書きが必要なアイテムを一覧にまとめてみました。
【幼稚園編】名前書きが必要な入園準備グッズ一覧
- 制服
- 体操服
- 体操服袋
- スモック
- 帽子
- 名札
- パンツ
- 靴下
- 肌着
- タオル
- 着替え袋
- 外履き
- 上履き
- 上履き入れ
- お弁当箱
- お弁当袋
- お箸・スプーン
- 水筒
- コップ
- コップ入れ
- 歯ブラシ
- お道具箱
- はさみ
- のり
- 色鉛筆
- クレヨン
- ハーモニカ
- 連絡帳
- 登園バック
- 傘
- レインコート
名前書きが必要な入園グッズの中で、一番大変なのは量の多い文房具類です。クレヨンや色鉛筆は1本1本に名前を書かなければいけないので、考えただけでも逃げ出したくなります。
園によっては名前を書く場所を指定される場合もあるため、実際に名前書きをするのは入園説明会後にしましょう。
【保育園編】名前書きが必要な入園準備グッズ一覧
- 服
- 肌着
- 靴下
- おむつ
- おしりふき
- 帽子
- 外履き
- 靴入れ
- 汚れもの袋
- 着替え袋
- タオル
- パジャマ
- お昼寝布団
- お布団カバー
- マグor水筒
- 食事用エプロン
- コップ
- コップ入れ
- 連絡帳
- 登園バック
- 傘
- レインコート
≪成長や年齢によって必要になるもの≫
- スタイ
- 哺乳瓶
- 粉ミルク
- トレーニングパンツ
保育園の入園で一番大変な名前書きは、毎日何枚も使うおむつです。おむつへの名前書きは入園準備の時だけでなく、おむつが外れるまでずっと月2~3パックも必要になるので、毎日仕事で忙しいワーママにとってはとにかく厄介。
【幼稚園・保育園共通】各準備物の名前書きの方法
ここでは幼稚園・保育園に共通する各グッズの名前下記の方法について説明します。
- タオル
- コップ類
- (通園)バッグ
- 体操服
- 上履き
- 靴下
- マスク
タオル
基本的には名前を付けるにはガーゼ素材がいいとされています。
名前の位置的にはタグや端にしましょう。
詳しくはこちらで解説しています。↓
コップ類
シールを貼る場合は、底の部分か持ち手の横の下に近い部分にしましょう。
ペンで書くなら油性で書いて上からセロハンテープで補強するとOK
詳しくはこちらで解説しています。↓
お名前シールの剥がれにくい貼り方で大切に使おう!【食器やコップ】
(通園)バッグ
ペンで書く場合は油性にしましょう。お名前欄がある場合が多いです。
他にはキーホルダーをつける方法もあります。
詳しくはこちらで解説しています。↓
体操服
体操服の場合、一般的な体操着の名前の付け方はこの3つ。
- お名前シール
- お名前ワッペン
- 油性ペンで書く
詳しくはこちらで解説しています。↓
上履き
上履きは園によってタイプが様々です。
- マジックテープタイプ
- バレーシューズタイプ
- スリッポンタイプ
それぞれにあった方法をこちらで解説しています。↓
靴下
靴下に名前を入れる方法は主にこの4つ
- ネームペンで手書き
- 名前スタンプを使用
- 刺繍をする
- お名前シールを貼る
詳しくはこちらで解説しています。↓
マスク
幼稚園や年齢に応じて保育園もマスクの着用を推奨されるようになりましたね。
ポイントは、内側につけることです。
詳しくはこちらで解説しています。↓
次で名前書きの時短便利グッズを紹介するので、時間の節約をしたい方はぜひそちらを参考にしてみてください。
名前書きをする便利グッズは?
私達の子供の頃は、名前書きといえば手書きや手縫いが基本でした。しかし、今では時短になる便利な名前書きアイテムがたくさんあります。
そこでここでは、名前書きの便利グッズを3つ紹介していきましょう。
おむつの名前書きに便利なお名前スタンプ
毎日使うおむつへの名前書きは、全て手書きで行っていたら一苦労。そこで便利なのがお名前スタンプです。
お名前スタンプにはシャチハタタイプとゴム印タイプの2種類がありますが、おむつに使うなら毎回インクを付ける必要のないシャチハタタイプがおすすめ。
もし衣類や文房具類にもお名前スタンプで名前書きをする場合は、ゴム印タイプで布にも押せるタイプを選びましょう。お名前スタンプは1度買えばずっと使えるので、コスパも抜群です。
一番人気で定番のお名前シール
コスパ面ではお名前スタンプに負けますが、名前書きアイテムで一番人気を誇るのがお名前シールです。お名前シールはアイロンで貼り付けるタイプと、手でギュッとするだけで貼り付けられるタイプの2種類があります。
お名前シールの人気の理由は、なんと言ってもシールの可愛らしさと手軽さです。子供が好きなキャラクターやイラストが描かれたお名前シールは、子供の物への愛着心を育てるきっかけにもなります。
また、まだ文字を読めない年齢の子でもお名前シールを自分のマークとして覚えるので、どれが自分の物かいち早く覚えられるメリットもありますね。
名前が落ちやすいアイテムにはフロッキーネーム
靴下や毛足の長いタオルはお名前シールやお名前スタンプが押しづらく、すぐにシールが取れたり名前が消えやすいのでママ達を悩ませます。そんな時に活躍するのが、耐久性が高くて取れにくいフロッキーネーム。
フロッキーネームはお名前シールやお名前スタンプよりも割高で、貼り付ける時にアイロンを当てる手間もあるため、名前書きがしづらい衣類にだけ使うのがおすすめです。
お名前付けの注意点
入園準備の名前付けを何も考えずにやって、後から後悔するママが実は多くいます。
たかが名前書きと思う方もいるかもしれませんが、後から「失敗した…」と後悔することのないよう注意点を3つ紹介していきましょう。
名前付けアイテムは値段ではなく名前の落ちにくさで選ぶ
入園準備の名前書きで一番よく聞く失敗は、すぐに名前が消えてしまうことです。
- 安さ重視で100均のお名前シールを買ったらすぐに取れてしまった…
- 泥汚れのズボンや靴下を手洗いしたらお名前スタンプの文字が消えてしまった…
名前付けグッズを買う時に値段だけで決めてしまうと、結局後からやり直しになって手間や追加でお金がかかることになります。
なので、名前付けのアイテムを買う時は値段だけで決めずに、名前の取れにくさに着目して選ぶようにしましょう。
アイテムによって名前書きの方法を変える
時短かつ取れにくいそれぞれの名前書きのおすすめ方法はこちらです。
- おむつ:お名前スタンプ
- 衣類&文房具:お名前シール
- 名前付けしづらい衣類:フロッキーネーム
お名前スタンプはインク台が不要なシャチハタタイプが時短に。お名前シールは小さな文房具にも貼れるように複数のサイズが用意されているものを。フロッキーネームは名前付けしづらい靴下やタオル用に数枚。
全て揃えるのはお金がかかりますし面倒かもしれませんが、すぐに名前が取れて貼りなおす手間を考えると総合的に楽になります。
お下がりを考慮して名前付けをする
名前付けで後から後悔するタイミングは、お下がりの時です。前の持ち主の名前が書かれている衣服は、お下がりをした時その名前をマジックなどで消すことになります。
見栄えがよくないのはもちろんですが、フリマなどで売る時も名前が残っているのは状態が良くても売れにくいです。
そこで活躍するのが後から剥せるタイプのお名前シール。これなら次に使う子の名前付けの邪魔は一切しません。
他には、1人目の名前の上から次の子のお名前シールを貼るなんて方法もあります。
洋服のお下がりを考えている方は、ぜひ次の子のことも考えつつ名前書きをしておくと後で後悔しませんよ。
お子さんの色々なアイテムを大切に長く使ってもらうためにも名前書きはとても重要です
入園準備の名前書きは、名前が分かるようにただ書けばいいと思っている方が多いですが、実はそうではありません。
書いた名前が消えてしまうと、みんな同じ物を使っていたらどれが誰の物か分からなくなってしまいますし、二度と自分の手元に戻ってこないなんてこともありえます。
これから入園準備で名前書きをするママは、ぜひ少しでも取れにくい名前付け方法を選んであげたいですね。